任意整理後も携帯電話やスマホは使える?滞納料金や分割払いはどうなる?

任意整理すると、携帯電話やスマホの契約が解除されてしまう。強制解約になってしまう等の噂があります。今回ですがこの任意整理をしたらどうなるのかについてを徹底的に解説します!

任意整理をしても、携帯電話・スマホが使える場合

任意整理をしたあとに、携帯電話・スマホが使える状態は下記のパターンです。

携帯電話や、スマホ料金を一切滞納していない。
任意整理は、消費者金融やクレジットカードローンの借金のみの場合

こういった場合は、任意整理後をしても現在の携帯電話の強制解約をされず、スマホを使い続けることが出来ます。また、携帯の新規契約やMNPもすることができ、機種変更も割賦(分割契約)以外であれば契約することが出来ます。

任意整理をすると、携帯電話・スマホが使えない場合

携帯電話の通信代金を滞納している。
携帯電話やスマホで滞納している金額を任意整理する

こういった場合は、現在契約している携帯は強制解約となり一切使えなくなります。
また、この料金滞納での強制解約の情報は他社携帯会社とブラックリストとして共有されます。

そのため、携帯の滞納している料金を全額返済するまでは、どのキャリア(通信会社)であっても新規契約をすることが出来ないので、注意が必要です。

携帯電話代金・スマホ料金を滞納すると何がおきるか?

携帯の通信代金やスマホの料金を滞納すると様々なことが置きます。

1、強制解約により、携帯が使えなくなる。
2、端末が赤ロムとして登録され通信ができなくなる。
3、滞納している料金の一括払いの請求が来る
4、遅延料金の遅延損害金の請求をされる。
5、裁判を起こされて財産の差し押さえをされる。

最悪の場合は、裁判になり財産の差し押さえに至る可能性もありますので注意しましょう

携帯代金・スマホ料金は、任意整理できるけどやばい!

携帯電話やスマホの滞納料金も、任意整理の対象になります。

ただし滞納料金を任意整理すると、デメリットとメリットがあります。

任意整理のデメリットとは?:強制解約&返済が終わるまで新規契約は不可能

滞納料金を任意整理すると、現在使っている携帯電話やスマホ契約は強制解約されます。

また通信会社間や信用情報機関のブラックリストに個人情報が登録されるので、滞納料金の返済中には、新しい携帯電話やスマホの契約が一切できません。

つまり滞納料金を任意整理すると、返済が終わるまでは、一切携帯電話やスマホが使えない状態になります。

 

任意整理のメリットとは?:返済負担がとても軽くなる&返済後に新規契約は可能

任意整理をしてしまうと、滞納によって携帯キャリアから請求される予定だった滞納料金の一括払い請求が分割支払いに変更され、遅延損害金をカットすることが出来ます。

そのため、月々の返済が厳しい方も、滞納料金が無理なく返済できるようになります。
滞納料金をすべて返済すれば、再び新規契約が可能になり、携帯電話やスマホが使えるようになります。

ただ、一般的なキャリアは返済後も新規契約を受け付けてくれない可能性が高いです。特に事前に保証金の納付を求められる可能性もあります。一般的に滞納料金の返済が終わらなければ、絶対に携帯を契約することができません。

それだけではいいのですが、遅延損害金がどんどん膨らんでいき、キャリアから裁判を起こされると給与や、預貯金の差し押さえがされる可能性もあります。

携帯電話は日常的に必ず必要なものですので任意整理をして、返済の緩和をしてもらい、滞納金額を完済することがまずは重要です

任意整理後に携帯電話やスマホ契約をする際に注意すべき点は?「分割払い(割賦契約)」は難しい

任意整理をした後に、滞納料金が全てなくなれば、携帯電話やスマホで新規契約(MNP)や機種変更をすることができるようになります!

ただ、「新規契約」、「機種変更」をする際にスマホを一緒に購入する場合には注意が必要です。
任意整理すると機種代金の分割払い(割賦契約)が5年から10年程はできなくなります。
特に最近のiPhoneやAndroidは10万円以上の高額に最近はなりつつあります。
こういった商品は24ヶ月契約をするのが多いですが、割賦契約は債務整理するとできません。
というのも、信用情報機関にブラックリスト登録をされてしまい、5年ぐらいは最低でも分割契約ができないようになってしまいます。

通常の携帯契約は出来ますが、債務整理をした場合は契約が最長5年間できなくなります。
これはは機種代金の分割払い(割賦契約)のみ認められなくなるというものになります。

そのため任意整理後は、携帯電話やスマホの機種代金は一括払いになることに注意が必要です。

任意整理後も携帯電話やスマホを使う2つの方法

任意整理を考えている人の中には、携帯電話やスマホの利用料金を滞納していることもあるかと思います。
携帯を滞納して強制解約になってしまうと、携帯が契約できなくなります。
滞納している料金の返済中に、新規で携帯電話やスマホを使うことができる2つの方法をご紹介します。

滞納している料金を一括返済する

もっよも効果的な方法は滞納している料金の一括返済です。
ただし、滞納料金の一括返済をしたとしても携帯が契約できるとは限りません。

また、任意整理する場合は携帯キャリアの借金は滞納せず、別のクレジットカードや消費者金融の支払いのみを任意整理するのをおすすめします。
毎月の返済額にかなり余裕が出ることもあり、携帯電話やスマホの支払いをできる限り早く支払って返済しておきましょう。
携帯でブラックになってしまうと携帯契約がかなり厳しくなるため、できる限り滞納はしないことをおすすめします。

だれでもモバイルで契約する

大手キャリアで契約出来ない人は、だれでもモバイルであれば銀行口座と身分証明書だけで契約することが出来ます。

どうしても他社滞納で携帯契約に困っている人は一度だれでもモバイルにて相談することおすすめします。